2021年09月28日
看板のお打ち合わせをする際、「切り文字」、「箱文字」の違いについてご質問をいただくことがあります。
今日は「切り文字」について、弊社で過去に施工した事例を踏まえて、簡単にご説明をさせて頂きます。
まず、「切り文字サイン」とは、その名の通り、文字がカットしてあるサインの事を指します。
カッティングシートのようなシート状のものではなく、金属などの板をカットして制作をする切り文字の事を指します。
浮かせ文字や浮かし文字、ピット文字などと呼ばれる事もあります。
弊社では、厚さ3〜5ミリ程度のものを採用する事が多く、壁(設置面)から浮かせて取り付ける事が多いです。
素材は金属からアクリル、樹脂など多様にあり、お客さんのイメージに合わせてご提案をしています。
基本的には外照式(文字とは別に照明を取り付ける)となり、スポット照明などで照らすことが多いです。壁から少し浮いているので、照明が当たった際の影が素敵です。
こちらは金属製の切り文字に黒色の塗装を施したものです。
金属製切り文字は割れや反りなど少なく、耐久性が高く、重厚感を出してくれます。
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こちらはアイアンの切り文字ですが、あえて無塗装で鉄の質感をそのままにしています。
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これはステンレスの切り文字です。ステンレスに白塗装を施しています。
こちらはアイアンの切り文字にクリアのゴールドを塗装して、金属の質感を残しつつ、ゴールドにするという少し特殊な塗装をしています。
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こちらはアクリルの切り文字(シルバー色塗装)です。
乳半色のアクリルを2枚重ねて制作をしています。カラーは指定色にて塗装をします。
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こちらもアクリル製切り文字、ゴールド塗装です。
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これはアクリル切り文字にゴールド塗装したものをベタ付け(浮かせなし)にて取り付けをしています。
ベタ付けの場合、アクリルは2枚重ねにせず、1枚で制作します。
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こちらは5ミリ厚のアクリルを浮かせなしのベタつけで取り付けたものです。
こちらは一文字が5cm程度ですが、アクリルの場合、かなり細かな文字まで制作することが可能です。
こちらは樹脂製の切り文字です。樹脂製の最大の特徴は軽さと仕上げの豊富さで、例えばガラスに直接貼り合わせことも可能です。
仕上げの種類がかなり豊富で、カットの種類から表面の仕上げ(メッキやテクスチャ加工など)までかなり多様にお選び頂けます。
上の写真は「かまぼこ型」と言って、断面図が半円のかまぼこのようなカットになっています。
こちらも樹脂文字で、断面図が台形のようになる「テーパーカット」を施しています。
厚さは10ミリで、マットブラックの塗装を施し、浮かせにて取り付けしています。
こちらも樹脂製の切り文字で、角を丸くカットした仕上げをしています。
この写真を見て頂いたらお分かり頂けるようにツヤありの塗装をした場合、プルっとした柔らかい質感となります。
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こちらも先ほどのブラックの樹脂文字と同じ「テーパーカット」をしたツヤ消しホワイト塗装の樹脂文字です。
こちらは8ミリ厚で、重厚感ある切り文字になっています。
こちらはカルプ文字と言って、発泡ウレタンをカットした立体文字です。
厚みがあり、「切り文字」というよりも「立体文字」という表現が正しいかもしれません。
表面はアクリルやアルミ複合板などを貼り合わせて制作をします。
上の写真は表面をツヤ消しブラック、小口も黒塗装をしたALLブラックのカルプ文字です。
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こちらはカルプ文字とアクリル切り文字を併用したものです。
文字の大きいものはカルプ文字、小さいものをアクリル切り文字で制作しています。
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ここまで見て頂いたものが、弊社で「切り文字サイン」と呼んでいるサインたちです。
素材や塗装、仕上げでかなり雰囲気が変わることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
「箱文字サイン」は次回のブログに明記します。
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