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型抜きオリジナル名刺|Sparks hair様|愛知県一宮市

日本で一般的な名刺サイズが「91×55mm」なわけ。

「名刺」と聞くと大半の日本人の方は、91×55mmのサイズ規格「4号」と呼ばれる長方形のものをご想像されるのではないでしょうか。現在のビジネスシーンにおいて、最もよく使用される規格であり、馴染みの深いサイズです。1854年にフランスの写真家・ディスデリという人物が考案した名刺判写真「82×57mm」が世界的に普及していき、当時日本で長さに使われていた「尺」や「寸」に置き換えた際、長尺の82mmに近い長さは3寸(91mm)で、そこから黄金比の1:1.618を用いて短辺の55mmが算出され、「91×55mm」となったそうです。一見中途半端に見える91mmというサイズは昔の「寸」からきているのですね。

表面はお店のロゴと名前だけというシンプルなデザイン。

裏面も情報を最低限にしてスッキリと。

 

黄金比の型抜き名刺。

そんな人間が最も美しいと感じる黄金比のサイズは残しつつ、形だけを変えたのが、今回作成した型抜き名刺。先述の通り、サイズは一般的な名刺サイズと同じ「91×55mm」のまま。名刺にインパクトを持たせる際、デザインや用紙、加工での表現などで個性を出すことが多いですが、今回は名刺の形状を変えてしまうという新しいスタイルでの提案・制作となりました。用紙はiPhoneの外箱のようなサラッとした質感で、程よいマットな質感が高級感を感じられるマットコート紙を選定。今回のご依頼内容である、「情報は必要最低限で、白ベースでシンプル、それであってインパクトを持たせたい」というご用命をすべてを盛り込んだ名刺に仕上がったかなと思います。

通常の名刺と変わらないサイズだが、型抜きのせいか可愛らしいフォルムに。

裁断の刃型の兼ね合いで複雑な形は出来ないが、それでもこの細かさを表現。

前回製作したSparks hair様の名刺はこちら
Spakrs hair様ホームページ


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